ポーランド音楽

11月に入り、アーヘンもすっかり秋から冬の空気になってきました。

 

さて、今週末はポーランド大使館とケルン音楽大学の共催で行われたポーランド音楽のためのワークショップとコンサートに参加してきました♪

 

ワークショップは、ポーランド出身のドラマティック・ソプラノTherese Waldner先生のレッスン。今回参加した4名の受講生が用意してきた曲はプッチーニ、ヴェルディ、モーツァルト、パデレフスキー、ショパン・・・と、まぁ見事にバラバラのジャンル(笑。どうなることやらと思っていたのですが、さすがは大御所!どの曲にもどの生徒にも的確なアドバイスをされていました。

 

とにかく、先生の見せてくださった感情表現の深さと緊張感の保持がはんぱじゃなくすごかったのです!!! 体の奥底から湧いてくるエネルギーをすべて音楽に込める。「昨日は演奏会だったから今日は声が出ないわ~」と言いながら、歌ってくださったPace,paceは圧巻。レッスン室がまるでオペラの舞台のようで、歌いだす前から鳥肌が立つほど感動しました。すごいなぁ。

 

私は翌日のコンサートで歌う予定のショパンの歌曲を見てもらいました。どの曲もシンプルな詩と音楽。一見取り留めもない曲ばかりなのですが、先生が歌うとなんともキラキラと魅力的☆ ひとつひとつの言葉に対する表現力の幅と、それぞれの曲の性格を捉え、味わいながら曲の終わりまでその精神を通す一貫性に、まさに、目から鱗でした。

 

ひとつの感情にこだわった芯のある先生の音楽を前に、いかに自分の音楽がふらついているか、ということに気づき撃沈。。。トホホ。でも今回感じたことは本当に素晴らしいものばかり。今すぐに!とはいきませんが、じっくり確実に近づけるように一歩ずつ頑張ろう、と思ったワークショップでした。

 

そして、今日はコンサート♪今日はパデレフスキーの命日。彼は音楽家としてももちろん有名ですが、ポーランドの首相まで務めたお方で、ショパンの直々のお弟子さんでもあったそうな。なので、ポーランドの方々にとってはとっても特別な存在なのだそうです。知らなかったー。

 

ということで、今日はパデレフスキーとショパンの作品がたくさん演奏されました。各々の思いを馳せながら音楽に浸っているお客様。その雰囲気のなか、私も昨日のレッスンで感じたものを以て、しっかり音楽を味わいながら歌うことができたように思います。何より皆さんあたたかかった。こういう場面に居合わせることができて幸せです *^-^*

 

コンサートの余韻に浸っていたいところですが、明日からまたオペラのお稽古が待っています。現代音楽に四苦八苦しながらも、みんなで初日に向け突き進んでいますw

作品もよく書かれていますが、何より演出家が素晴らしい。ここでもまた、たくさんのことを得られることは間違いなし!あと3週間、しっかり本番に向けて準備していこうと思います。

 

また改めて、お稽古の様子もお届けいたしまーす♪