ブラームス《愛の歌》

ブラームス《愛の歌》コンサート、無事に終了しました

 

12月に企画して以来、延びに延びて、3度目の正直でやっと実現した今回の演奏会。

その間、バスのChangboはベルリンに籍を移し、

テノールのGeorgiosはクラスが変わり、

私も卒業したり、などなど・・・

さすが学生メンバーだけに、この短期間にもかかわらず環境の変化が半端ないですw

 

しかし、この演奏会のために、みんなアーヘンに集まってくれました。

久々の共演にもかかわらず、2日間のリハーサルで、徐々に感覚を取り戻し、

演奏会当日はそれぞれが各自の個性を生かしつつ、ひとつの音楽を共有できた気がします。

 

それにしても、若い子の力はすごい。

ちょっと見ない間に、ものすごいスピードで成長しているのです。

 

日本で長いこと学生をしてから渡独した私は、当然のことながら

ドイツに来て以来、いつも年下の若くてフレッシュな学生さんたちにたくさん囲まれています。

 

日本の現場では新人という立場にいたので、常に先輩方に囲まれ、

ある意味、出来上がった環境に身を置かせていただきながら勉強するというスタイルでした。

 

でも、こちらでは、若い子たちと一緒に活動することで、

いい意味で不安定なところからものを作り上げていくという過程をたくさん学びました。

 

年々、忘れていってしまいそうになるもの。

正直さであったり、

フットワークの軽さであったり、

「絶対」という言葉をすぐ口にできちゃう強さだったり。

 

そのまっすぐに突き進むエネルギーを、

その年頃の子たちが一生懸命な姿で見せてくれることにより、

今の自分を見つめなおす機会をたくさん与えられるのです。 

 

何事も初心を忘れてはなりませんね。

3歩進んで、2歩下がる。

子供のころは、ジェンカの振り付けみたいになかなか進まない絵を想像して、

変な歌詞だな~と思ってましたけど(笑

今はその意味がよくわかる気がします。

 

さあ、明日はケルンにほど近い、ブリュールの教会にて「鳥の歌」コンサートです。

初めての土地で歌えること、そして素敵な共演者に恵まれたことに感謝し、

いい音楽をお届けできればと思います♬♬♬