平和と光

いよいよ、パークマン氏とのコンサートまで残すところあと僅かとなりました。

今週からWDR合唱団はコンサート会場となるトリニタティス教会に場所を移し、

録音作業を続けています。


録音というのはなかなか大変なものです。

限られた時間の中で、迅速に、

且つこだわりを持って進めなければなりません。

とても集中力と忍耐の必要な作業です。


普段の稽古場とはまったく違う環境に、

まずは自分たちの声がどう響くのか、

確認しながら音のチェックを進めます。


そこは、さすがベテランばかりの合唱団。

会場に広がる自分たちの響きを確認しつつ、

瞬時に対応していきます。


私は、そんな作業のうちで

音の色が集まってくる瞬間が好きです。

皆の声がひとところに集まってくるとき、

すっと光が差すかのように、ほんの少しその空間が明るくなる

あの感覚。

あたたかい灯り。

なんとも言えない美しさを憶えます。


今回のプロジェクトは

「Peace and Light~平和と光~」

と題されています。

平和への願いが込められた作品たちをア・カペラで演奏します。


中には、戦時中のクリスマスに書かれたという詩もあります。

怖れ、絶望、孤独。

それに対し、真っ白に降り積もる雪。

当時を生きた人々は

真っ暗な世界にどんな光を求めたのでしょうか。


金曜日にいよいよコンサートを迎えます。

パークマン氏と充実した稽古を重ねてきました。

すばらしい二週間だったと思います。

どうか希望の光がおりますように☆